2008年04月18日
「初心忘するるべからず」と感じる一日
会社に朝から終日いるのはどのくらいぶりだろう。お昼は、ランチセミナーの主催者から、先日、受賞した、第20回中小企業優秀新技術・新製品賞のソフトウエア部門「優良賞」の盾をみんなに見せたらどうかとお誘いがあったので、持参いたしました。みなさん、盾の大きさと重厚さに驚かれていました。
このランチセミナーでは、弊社もお世話になっているさいたま市産業創造財団の方々が、創業支援資金融資制度の説明をしました。
約1年ほど前、自分も利用した時の苦労がよみがえりました。
制度の書類そのものは、財団の方におんぶにだっこで、書くことができましたが、低利融資ゆえの信用保証協会の審査がなかなか、通らなかったのです。モノ作りの風土の強い、埼玉では、なかなかネットベンチャーのビジネスモデルは理解してもらえませんでした。
(世の中に存在しないビジネスモデルやソリューションを認知してもらうことは、本当に大変なことなんだと思います。)
ゼロベースからヒト、カネ、モノ、情報等の経営資源を集め、それらの資源をもとに、ビジネスを飛躍的に拡大再生産することは、本当に難しいと感じます。特にヒト、カネ、モノ、情報の最適なバランスを取るのがとてつもなく難解な方程式に思えます。
すべてをオウンリスクでやる場合の決断の孤独さは、たとえようもないです。
よくIPOした方々の経験談を読んだりすると、成功はほとんど僥倖だったと振り返っている場合が多いようです。
ここまで、約1年半…。自分もたくさんの僥倖や、その時必要な人に出会ったことで、曲がりなりにもやってこれました。
まだまだ、試行錯誤を続け、限りなく前のめりにビジネスを展開している最中なので、売り上げやコスト、経営資源のバランスはまだまだです。
それでも、私や弊社の経営陣、そしてスタッフ達全体を包含した「学びing 」という会社の可能性を信じて、投資したり、応援してくださる会社や人々が多数いてくださる。
まったく縁もゆかりもない土地に落下傘のように降りてきて、スタートした会社ですが、サラリーマン時代に経験した複数の会社に引けをとらない良いスタッフが集まりつつあります。
東京ではないこの地で、各部署それぞれ優秀なスタッフが取れるとは思ってもみませんでした。
先ほども以下の記事を見て、以前、お世話になった大手ネット広告会社のテクノロジー本部副本部長からお電話をいただきました。とても懐かしくて、かなり話しこんでしまいました。
学びing、エヌ・アイ・エフ等へ総額1億2,012万円の第三者割当増資を実施
昨夜から今朝にかけて、良い意味で?少し決断のいる連絡も頂戴しています。
ネット広告やネットプロモーションを標榜して起業した私にとっては、青天の霹靂なご依頼です。
人生とは不思議なもので、山に登るのも、その時の体力やタイミングでは無理なことが、登山ルートや装備品を変えただけで、登ることができてしまったりします。
今の自分にとっては、あえて登りたいと思ってもいない山に、複数のガイドさんが、一緒に登りませんかとお誘いを受ける。
今日は、多忙さゆえ少し忘れかけていた人への感謝や、運命とかに感謝を思い出させてくれる出来事が多い1日です。



